水墨画と歌舞伎
- 2024.03.11 Monday
- 07:21
水墨画**************
なかなか鑑賞する機会のない芸術
読書好きなTご夫妻から
2022年に映画にもなった(知りませんでしたが)
砥上裕將の
「線は、僕を描く」「一線の湖」を頂戴して
想像力を最大限に発揮して読んでみました
筆遣いや絵の構成、描く作者の思いなど、
作家の表現力は一体どうなっているのか
本当に信じられない気持ちで読みました
とにかく、近いうちに水墨画の展示会に足を運んでみよう!
と思っています
歌舞伎**************
様々な本を(漫画も)読破する長男は
この本読んでるの?じゃぁ…と勧めてくれたのは
吉田修一の「国宝」
先日、李相日監督、吉沢亮主演で
映画化が発表されたようです
中村巌次郎丈の好意により
“黒衣”の衣装で歌舞伎の表裏を経験した筆者
講談のような語り口で綴られる小説
あっという間に読み切りました
文中に登場する歌舞伎の演目にも簡潔な説明がつき
初心者にもわかりやすく
あとがきには、小説との関係性まで推察して
なるほど〜!とうなってしまいました
芸を極めることはおよそ凡人には絶対無理なので
美術館に足を運んだり
せめて小説や映画の世界で堪能しましょう