存在しない,ということ

  • 2019.08.05 Monday
  • 08:42

存在しない子供たち

  監督:ナディーン・ラバキー

 

中東 貧民窟が舞台です

 

貧困 移民・難民 不法滞在 人種差別

そして、出生届を出されていない子供たち

日本にも、無戸籍で生活する子供たちが

推定1万人とも云われていますね…

 

人間として深く考えさせられる映画でした

IMG_2962.JPG

12歳(くらい)の少年ゼインが体験する旅

自分をまともに育て上げることも

愛を与えることもできないのに自分を生んだ両親を

告訴するシーンから、映画は始まります

目を逸らしたくなる生々しい現実

演じるのは、同じような体験をしてきた人たち

難民キャンプ、不法移民としての逮捕、路上での物売りなどの

 

まだ母親のおっぱいを欲しがる1歳の男の子(左:ヨナス役)は

あどけなく、ありのままを映して映画として成り立っています

IMG_2961.JPG

主人公のゼイン(本名)は、実際にシリアの内戦を逃れ

レバノン、ベイルートへ逃れ、10歳から家計を助けていたそう

 

ラバキー監督「アラブの監督」として

第71回カンヌ国際映画祭 審査員賞を受賞

弁護士役で出演をした彼女は

母親として、2人の我が子にこの映画を捧げています

 

 

 

 

 

シネスイッチ銀座で

  • 2018.10.28 Sunday
  • 07:52

日日是好日 にちにちこれこうじつ

 監督・脚本:大森立嗣 おおもりたつし

私の大好きな樹木希林、黒木華、多部未華子ほか

 

お茶の世界はもちろん、20数年の歳月の3人の女性の生き方が描かれています

ほとんどが茶室や庭が舞台となり、掛け軸や茶道具、和菓子、茶花も

二十四節気にちなんで心に沁みる

 

「世の中には、「すぐわかるもの」と、「すぐわからないもの」の二種類がある。

 すぐにわからないものは、時間をかけて、少しずつ気づいて、わかってくる。」

「意味なんてわからなくていいの。

 お茶はまず『形』から。先に『形』を作っておいて、

  その入れ物に後から『心』が入るものなのよ。」

樹木希林が演じる武田先生は、そう穏やかに諭す

あぁそうだったのか!

と、小学校時代、お茶のお稽古に通った私に言ってあげたい

すごく魅力的!でも、すごく深い世界

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